朝起きたときの気持ちは、その日1日のスタートを決めます。
しかし、寝不足や疲れが溜まっていたりすると、朝から気持ちが上がらないという方も多いのではないでしょうか。
実際、自分の気持ちにはあらゆることが影響を与えます。
では、どうすれば朝からでも気持ちを上げることができるのでしょうか。
今回は、気持ちを上げる方法について解説します。
ポイント
- 気持ちを上げる方法がわかる
今の気持ちはいろんな要素で決まる
気持ちはさまざまなことから影響を受けます。
気持ちに影響を及ぼす因子は、大きく分けると以下の3つに分類されます。
身体的要因
睡眠不足や疲れ、体調不良など、体の状態は気持ちに大きく影響を与えます。
例えば、十分な睡眠を取れていないときは、気持ちが沈みやすくなるものです。
環境的要因
部屋が散らかっている、天気が悪いなど、周囲の環境も気持ちに影響を与えます。
明るく清潔で、緑のある環境はポジティブな気持ちを引き出します。
心理的要因
考え方や気持ちの持ちようも大切です。
ネガティブな考えにとらわれていると、気持ちは上がりにくくなります。
一方、前向きなマインドセットを持つことで、簡単に気分を変えられることもあります。
基本的には、これら3つのの要因を理解し、適切に対処することで、気持ちを上げることができます。
気持ちを上げるために必要なスキル
ところが、身体的・環境的要因をすぐに改善するのは容易ではありません。
風邪が一瞬で治るわけでもないし、天候がすぐ良くなるわけでもありません。
そこで、この記事では心理的要因(特に物事のとらえ方)を軸に気持ちを上げる方法について解説します。
そして、気持ちを上げる方法に行く前に、まずそのベースとなるスキルについて解説します。
気持ちを上げるためには、以下のようなスキルが必要です。
俯瞰力
俯瞰力は、物事を上から眺めるように全体像を把握する力です。
俯瞰力を鍛えることで、広い視野で考えられるようになります。
例えば、自分自身を俯瞰的にとらえることで、何が原因でどういう気持ちになっているかをより理解しやすくなります。
俯瞰力については、こちらの記事でより詳しく解説しています。
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表現力
ここでの表現力は、自分の考えを言語化したり、ある事柄を別の言い方に言い換えられる力のことを言います。
例えば、気持ちがモヤモヤしているときに、なぜ・何に対してモヤモヤしているのかを言葉で言い表したり、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換えたりする力のことです。
気持ちを上げる方法
次に、具体的に気持ちを上げるための方法をいくつか紹介します。
視点を切り替える
ちょっとした視点の変化で、物事のとらえ方は大きく変わります。
例えば、スーパーに毎日食料があるのは普通過ぎて当然のように考えてしまいます。しかし、そこに至るまで生産者、加工業者、運送業者などのさまざまな人たちの連携がなければ、スーパーに食料が並ぶことはありません。そういう風にとらえることができれば、なんて恵まれた環境にいるのだろうと思うことができます。
視点を変えることで、いい気づきを得ることができます。
ただし、視点をうまく切り替えられるようになるには、俯瞰力が必要です。
俯瞰力を鍛えて、うまく視点を切り替えらえるようになりましょう。
「もしあの人が同じ状況なら?」と考える
簡単に視点を切り替えるいい方法があります。
それは、「もしあの人が同じ状況なら、どう考えるだろう」と考えることです。
困難に直面したときなど、松岡修造ならどう考えるのでしょうか。
ポジティブワードに言い換える
たとえ困難な状況に置かれても、言葉を意識的にポジティブなものに変えることで、気持ちも前向きになりやすくなります。
例えば、次のように言い換えてみてください:
- 「失敗するかも」→「新しい経験のチャンス」
- 「難しい」→「挑戦する価値がある」
- 「間違えた」→「学ぶいい機会になった」
このように言い換えるには表現力が必要です。
表現力を鍛えて、ポジティブな言葉に置き換えられるようになりましょう。
日々の生活を整える
なんだかんだ、やっぱり日々の生活を整えるのは大切です。
寝不足や風邪など体調が悪い状態では、考える気力もなくなるので、気持ちも下がりがちになってしまいます。
体のコンディションは意識するようにしましょう。
まとめ
今回は、気持ちを上げる方法についてまとめました。
気持ちはいろんなことから影響を受けます。
自分のできる範囲で、気持ちを上げられるようになりましょう。
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