私たちは日常生活やビジネスシーンにおいて、さまざまな他の人との能力の差を目の当たりにします。
同じ仕事をしていても、驚くほど早くこなす人もいれば、時間がかかってしまう人もいます。
このような能力の差とは一体何なのでしょうか。そして、人との能力差はどのように考えるべきでしょうか。
今回は、能力が高い人と低い人の違いから、人の能力について徹底解剖します!
ポイント
- 能力のことがわかる
- 能力差をどう考えるべきかがわかる
能力とは?
能力とは、物事を成し遂げることができる力のことを意味します。
能力は、大きく「認知能力」と「非認知能力」の2種類に分けられると言われています。
認知能力とは、知能指数や学力など数値化できるような能力のことを言います。一方で非認知能力は、好奇心や思いやりなど目では見えにくい認知能力以外の能力のことを言います。
これらの能力は詳しく見ていくと、人には数え切れないほど様々な種類の能力が存在します。
能力が高い人と低い人の違いは?
周りを見渡してみると、「能力が高い人」と「能力が低い人」と言われる人がいます。
この能力の高い・低いとは一体何なのでしょうか。
なぜ能力が高い・低いと言われるのか
そもそもなぜ能力が高い低いと言われるのでしょうか。
それは、その能力で人同士が比較対象に上がるからです。
例えば、暗算力を考えると、計算の速さやその正確性が問われます。そして、それらの要素が比較要素として比較され、計算力が高い・低いが生まれてきます。
能力が高い・低いの違いは?
では、この能力差はどのようにして生まれるのでしょうか。
能力差が生まれる要因はいろいろありますが、例えば以下のようなものがあります。
- 遺伝的要因
すでに広く知られていることではありますが、遺伝的な要因が能力に影響を与えます。 - 環境要因
家庭環境やよくいるコミュニティなど、身の回りの環境がその人の能力に影響を与えることもあります。 - 経験と学習
さまざまな経験や学びは、能力を向上させるために大切です。向上心があり継続的にスキルアップできる人は能力が高くなる傾向があります。
能力差は実は大して気にしなくてもいい
他の人との能力の差を気にしてしまって、落ち込んだりする人もいると思います。
しかし、実は能力差についてはそこまで気にする必要はありません。
それは、人の能力の総和は大して変わらないからです。
もちろん、運動能力とか一部の能力を切り取ってしまえば優劣はあります。
しかし、あらゆる能力を細かく分けて総合的に見ると、トータルの能力量は大して変わらないはずです。(と思ってます)
人は何かの能力を上げれば他の何かが下がる
人の能力は、なにか伸ばすとなにか落ちるようになっているように思います。
長所と短所ってよく言い換えられたりしますよね。
例えば、「好奇心旺盛」と「飽きっぽい」とか、「粘り強い」と「頑固」とか、「向上心」と「諦めが悪い」とか。
好奇心旺盛になれば飽きっぽくなってるし、なにか伸びるとなにか落ちてる気がしますね。
だからこそ、あらゆる能力を総合的に見たトータルの能力量は、人によってそんなに変わらないと思っています。
自分の得意・不得意を把握することがとても大切
ただ、トータルの能力の中で、自分が何が得意で何が苦手かを把握しておくことはとても価値があります。
それこそが個性です。
自分の能力値のバランスはどういった感じになっているでしょうか。
他の人との能力差に焦点を当てるよりも、自分の中の強みを見つけ、それを最大限活かせるようにしていきましょう。
それでも人の能力に嫉妬してしまうなら・・・
人の能力に嫉妬して執着し過ぎてしまうときは、もうそれは他人の人生を生きているに等しいです。
人の能力への嫉妬に関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
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まとめ
今回は、能力が高い人と低い人の違いから、人の能力についてまとめました。
人との能力差を過度に気にするのではなく、自分の能力(強み)に焦点を当てることが大切です。
自分の得意分野を見つけ、それを伸ばすことで、個々の強みを最大限に発揮することができます。
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