喜怒哀楽、驚きや恐怖など私たちは様々な感情を持っています。そして、自分の身の回りで起きることだけでなく、日々のニュースなど直接は関係ないことであっても私たちの感情はよく動かされます。
そういった中で、ただ感情に支配されるのではなく、感情をうまくコントロールすることはとても大切なことです。
どうすれば感情的にならずに済むのでしょうか?
今回は、感情的にならない人の特徴と、感情的にならないための考え方をわかりやすくまとめます。
ポイント
- 感情的にならない人の特徴がわかる
- 感情的にならない人の考え方がわかる
感情的とはどういう状況?
「感情的である」とは、理性を失って感情をむきだしにする様子のことを言います。
怒りや悲しみなどのある感情に支配されたり、その感情によって行動や判断が左右される状況のことを指します。
例えば、何かしら気に食わないことがあったときに怒りのあまり大声で叫んだり、物に当たったりするときの状態のことを言います。
感情的にならない人とは?
感情的にならない人は、大きく分けて次の2通り考えられます。
- 自分の感情をうまくコントロールできる
- そもそも感情の変化があまりない
自分の感情をうまくコントロールできる
まずは、自分の感情をうまくコントロールできる人です。
感情が高ぶったり急に変化するような局面でも、冷静さを保って対処できる人たちのことです。
そもそも感情の変化があまりない
何が起きても動じない心を持っている人たちです。ある意味、無感情や鈍感ということでもあります。
これは特殊なケースだと思うので、この記事では「感情的にならない人」に含めないことにします。
感情的にならない人の特徴
本記事では、感情をうまくコントロールできる人たちのことを「感情的にならない人」とします。
感情的にならない人は、以下のような特徴があります。
冷静な判断力
感情的にならない人は、物事を客観的に見ることができます。
困難な状況でも冷静に考え、最善の解決策を見つけ出すことができます。
自制心が強い
感情的にならない人は、自分の感情をしっかりとコントロールし、感情の爆発を防ぐことができます。
おだやかななコミュニケーション
感情的にならない人は、相手の気持ちも尊重したコミュニケーションをとることができます。
長期的に考えられる
感情的にならない人は、目先のことだけにとらわれることはありません。
後々どうなるかも含めて考えることができます。
自分を俯瞰できる
感情的にならない人は、自分を俯瞰することで、今自分がどう思っているのか気持ちをきちんと認識することができます。
感情的にならない人の考え方
感情的にならない人は次のような考え方を意識しています。
自分の感情を把握する
自分を俯瞰して、今の自分の気持ちを把握して受け入れます。
「今ちょっとイライラしているな」とか自分の感情を客観的に理解しようとします。
感情が起こった理由を理解する
自分に湧き上がる感情がどこから来るのかを把握します。
なぜその感情になったのか理由を考えることで、適切に対処する方法が見えてきます。
事実と解釈を切り分ける
実際に起きた事実は変わりませんが、その事実をどう解釈するかは自分次第です。
要は、見方を変えて捉え方を変えるということです。
感情的にならない人は事実と解釈を切り分けることを知っています。
気分が上がったり下がるタイミングを知っている
感情的にならない人は、自分がどういったときに気持ちがよく浮き沈みするかを知っています。
あらかじめそのタイミングを把握しておくことで、さらに自分の感情をコントロールできやすくなります。
まとめ
今回は、感情的にならない人の特徴と考え方をまとめました。
感情をうまくコントロールすることはとても大切です。感情に支配されて振り回されないように、徐々にコントロールできるようにしていきしょう。
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