今の社会は大量の情報が飛び交っていて、直面する問題はますます複雑化・多様化しています。
そのような文脈で求められている力の1つが「俯瞰力」です。俯瞰力があれば広い視野で物事を考えることができます。
今回は、俯瞰力のトレーニング方法についてまとめます。
ポイント
- 俯瞰力を高める重要性がわかる
- 俯瞰力のトレーニング方法がわかる
俯瞰力とは?
俯瞰力は、全体像を把握し多角的な視点で問題や課題を考えるスキルです。
細かい1つ1つだけにとらわれるのではなく、問題や状況の全体像を把握し、いろんな視点で考えることができる能力です。
俯瞰力は、戦略的な意思決定や問題解決、クリエイティビティの向上などに不可欠です。
俯瞰力を高める重要性
俯瞰力を高めることはとても大切です。俯瞰力を高める重要性については、例えば次のようなことが挙げられます。
全体観を持てる
俯瞰力を持つことで、個々の細かい事象や情報だけに焦点がいくのではなく、それらの間の関係性や繋がりも見えてきます。
それによって考える対象として捉えられる範囲が広くなり、物事の全体像を理解することができます。
問題解決能力
俯瞰力を持つことで、複雑な問題や課題に対処する能力が向上します。
全体像を把握し、様々な視点からのアプローチを考えることでより効果的な解決策を見つけることができます。
創造性の向上
俯瞰力を持つことで、広い視野によって異なる分野や業界の知識を受け入れることができます。
そして、そのような遠く離れた知識を組み合わせることで、常人では思いつかないような新しいアイデアや解決策を生み出すことができます。
俯瞰力トレーニングの方法
俯瞰力をトレーニングするための方法は次のようなものがあります。
「なぜ?」を考える
「なぜ?」と考えるのは俯瞰して考えることにつながります。
それは、なぜ?の理由を考えているときは、「あれかな?」「これかな?」といろんな角度から思考しなくてはならないからです。必然的に俯瞰的な視点で見なくてはなりません。
日常生活の中で、なぜ?なぜ?と疑問を持ってみてください。
自分を実況する
自分を実況するのも俯瞰力のトレーニングに良い方法です。
自分がしている行動・自分が今思っている感情を第三者目線で実況してみると良いです。
例えば、「◯◯は今上司から叱られ、悲しい気持ちになっている」とか。「考えていた通りに事が運んで、満足感を得ている」とか。
逆の立ち場に立って考えてみる
逆の立ち場で考えてみることも意識してみてください。視点を相手の視点に移して考えてみるのです。
例えば、「この人がこんなキツイ言い方してるのは何か理由があるのか?」とか、「この窮地でこの人は何を考えているのか」とか。
瞑想する
瞑想もおすすめです。この中では一番やりやすいと思います。
瞑想と言いつつも、無心で頭を空っぽにするのではなくて、自分→街→国→地球→太陽系→銀河系・・・と自分から視点を遠くしていくのを想像してみてください。
まとめ
今回は、俯瞰力のトレーニング方法についてまとめました。
俯瞰力はとても大事なスキルです。
日々意識してトレーニングを行って、広い視野で物事を見る能力を高めていきましょう。
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