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【思考力】物事を考えるとは?格段に頭がよくなる方法をわかりやすく簡単に解説!

「物事を考える」というのは、私たちが日常生活や仕事の中で当たり前に行っている行為です。

しかし、物事を考えることの過程や本質を意識している人は意外と少ないのかもしれません。

今回は、「物事を考える」とはどういったことなのか、わかりやすく簡単に解説します!

ポイント

  • 「物事を考える」ことがどういうことかわかる
  • 思考力が高まるヒントがわかる

物事を考えるとは?

「物事を考える」とは、どういったことを指すのでしょうか。

実は、「物事を考える」とは、考えている対象を具体化・抽象化することで抽象度をあやつることに他なりません

具体と抽象を行き来して、なにかしらの結論を導き出すことが「物事を考える」ということです。

「具体」や「抽象」という言葉は、誰しも1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

では、「具体」や「抽象」は一体どういう意味だったでしょうか。

具体化・抽象化とは?

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ここでは、「具体」や「抽象」の意味をおさらいしつつ、これらの重要性と「物事を考える」ことのイメージについて説明していきます。

具体とは?

「具体」とは、簡単に言うと目で見たり触れたり五感で感じられるようなモノのことを指します。

要は、実際に存在する形や事柄のことです。

例えば、「リンゴ」「洗濯機」「犬」といったモノは具体と言えます。

抽象とは?

「抽象」とは、「具体」とは逆に目で見たり触たり五感では感じることができないモノのことを指します。

そして、「抽象」は「具体」に存在する共通点に焦点を当て、より一般的で広い意味を持った概念や枠組みのことを意味します

例えば、「食べ物」「機械」「動物」といったモノは抽象と言えます。

これらの言葉は、「リンゴ」「洗濯機」「犬」をより一般化した言葉ですよね!

最後に、合わせて抽象度という大切な言葉も説明しておきます。

抽象度とは?

抽象度とは、物事をどれくらい一般化しているかの度合いのことを言います

抽象度が高いほど、個別の特別な内容から離れ、より一般的で普遍的なことを指します。一方で、抽象度が低いほど、より個別の事柄の内容を指します。

先ほどの例で言うと、「食べ物」は「リンゴ」よりも抽象度が高く、より普遍的な内容を表しています。

また、抽象度がより高いことを「抽象的」、抽象度がより低いことを「具体的」と言います

つまり、「食べ物」は「リンゴ」よりも抽象的です。逆に、「リンゴ」は「食べ物」よりも具体的ということです。

抽象度については、こちらの記事でもより詳しく解説しています。

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比較対象によって具体的か抽象的かは変わる

1つ気を付けなくてはならないのは、何と比較しているかで具体的か抽象的かが容易に変わることです。

下の図を見てみてください。

たしかに、「食べ物」と比較した場合は「リンゴ」は具体的です。

しかし、「リンゴ」にはたくさんの品種が存在します。例えば、「サンふじ」「王林」「紅玉」です。

これらの個別の品種と比べると「リンゴ」は抽象的な言葉となるのです

このように、具体的・抽象的を考える時は何と比較しているかを考える必要があります

物事を試行錯誤するとは?

では、話をもとに戻します。

「物事を考える」ということは、具体と抽象を行き来して、なにかしらの結論を導き出すということでした。

これは、例えば「今晩の献立を決める」という、身近な題材で考えてみればわかりやすいかもしれません。

もちろんですが、最終的な結論としてなにかしら具体的な献立をアウトプットしなければなりません。

しかし、それを導き出すためには様々なことに考えを巡らせなければなりません。

  • 家にある食材
  • 栄養バランス
  • つくるべき量
  • 使える時間
  • 調理の簡単さ

など、抽象度のより高い内容から、ああでもないこうでもないと思考を巡らせて具体的な献立と抽象的な指針を行ったり来たりしながら、最終的につくる料理を決めるはずです。

「この料理は家にあるモノでつくれるけど、最近似たようなのが多いし、栄養バランス的に違う料理にするか・・・」といった感じです。

まさに、具体と抽象を行き来して、なにかしらの結論を導き出していますよね

このようにして、具体と抽象を行き来することが物事を考えることの本質です

「頭がいい」とか「賢い」ってなに?

世の中でよく言われる「頭がいい」や「賢い」には、大きく分けて2種類あります。

  1. 知識量がたくさんあり、いろんなことをよく知っている博識な人
  2. 他の人が思いつかないようなアイデアを出せる発想力豊かな人

簡単に言うと、「単に知識がある人」「知識を使ってなにか生み出せる人」です。

そして、これは「具体(知識)にとどまる人」と「具体(知識)と抽象を行き来して考えられる人」とも言えます。

特に学生の頃は、丸暗記でもテストの点数がとれたりするので前者でも「頭がいい」「賢い」と言われることが多いように思います。

しかし、社会人になってビジネスの領域になると、後者の方が圧倒的に幅を利かせるようになります

では、どのようにすればより効率的に発想力を身に着けれらるのでしょうか。

より思考力を高めて効率的に考えるには?

それは、アナロジー思考と言われるものです。

アナロジー思考とは、類推することを意味します。

要は、似ていることから他のことを推しはかることを言います。

例えば転職したとして、前の会社で経費処理の経験があれば、新しい会社でも経費処理の仕方は理解しやすいと思います。

それは、使っているツールや仕組みが異なれど、おおよそのフローは同じだからです。

このように、似ている物事を参考にして、そのエッセンスを他に当てはめることでより効率的に考えることができるようになります

アナロジー思考については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

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まとめ

今回は、「物事を考える」とはどういうことかについてまとめました。

「物事を考える」とは、具体と抽象を行き来することに他なりません

思考力を高めるためには、具体と抽象を行き来し、試行錯誤を繰り返すことが大切です。

物事を深く考えられるようになることで、日常や仕事の中での問題解決がスムーズになり、人生がより充実したものになるでしょう。

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