日常生活や仕事、対人関係などで、自分自身を悲観してしまう経験は誰しも1度はあるかもしれません。
そして、自分の失敗や欠点にばかり目が行き、自信を失ってしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな自分を悲観してしまう時にこそ意識すべき大切なことがあります。
今回は、自分を悲観する人が知っておくべきことについて解説します。
ポイント
- 自分を悲観する人が知っておくべきことがわかる
自分を悲観するとはどういう状態?
「自分を悲観する状態」とは、自分の欠点や短所、失敗に焦点を当てて、自分を否定的にとらえる心理状態のことを指します。
例えば、以下のような心理状態のときのことを言います。
- 自己否定
たった1つの失敗でも自己評価全体に結びつけ、自己否定のスパイラルに陥る - 他の人と自分との比較
他の人の成功や才能と自分を比べて、自分には価値がないと思う - 未来に希望を見出せない
一時的な挫折を永続的なものと考えて、どうせこれからもうまくいかない思う
自分を悲観するのは悪いことではない
自分を悲観することは、必ずしも悪いことではありません。
実際、悲観的に考えることはいくつかメリットもあります。
- 現実を直視する力
見通しが甘くなることなく、問題をしっかりと把握することができる - 慎重な行動ができる
無謀な行動を避け、より現実的な行動ができる
ただこれだけは知っておくべき
ただ、自分を悲観すると、あれもこれも悪く考えてしまって、自己嫌悪の連続になってしまうことがあります。
この悪循環は何としても断ち切らなくてはなりません。
そんなとき、自分を悲観する人が知っておくべきたった1つのこと、それは悲観的な考えは絶対的ではないということです。
要は、物事には良い側面も悪い側面もあり、見方次第でどちらにでもとらえられるということです。
例えば、難しい問題に直面した時に、「自分には無理だ」と思うか、「新しい経験のチャンスだ」と思うかは自分のとらえ方次第です。
1つの事柄でも別の見方をすることで、悪い側面だけでなく良い側面も見れるようになります。
どうすればいろんな視点で考えられる?
では、どうすればいろいろと見方を変えて考えられるのでしょうか。
その方法をいくつか紹介します。
俯瞰力を鍛える
俯瞰力は、物事を上から眺めるように全体像を把握して、広い視野で考えるための力です。
俯瞰力を鍛えることで、よりさまざまな視点で考えられるようになります。
俯瞰力については、こちらの記事でより詳しく解説しています。
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自分の考えを書き出す
頭の中で考えていることを紙に書き出すことで、自分の思考を客観視できます。
例えば、「どうせうまくいかない」と思ったなら、どうしてそう思ったのかを紙に書いてみましょう。
紙に書き出すことによって、見る視点を変えやすくなり、「本当にそうかな?」と悲観的な考えに疑問を持ちやすくなります。
他の人の視点を取り入れる
信頼できる友人や家族に、意見を聞いてみましょう。
他の人から見ると、自分が思っているほど問題は深刻ではないかもしれません。
第三者の視点を取り入れることで、物事の見方を変えることができます。
まとめ
今回は、自分を悲観する人が知っておくべきことについてまとめました。
悲観の負のスパイラルは避けるべき問題です。
紹介した方法を取り入れて、いろんな視点で物事を考えれられるようになりましょう。
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