あなたの周りにも、発想力が豊かでいつもユニークな独創的な人が1人はいるのではないでしょうか。
「独創的」と言われる人は、多くの場面で他の人が思いつかないようなアイデアをすぐ思いつきます。
なぜそんなことができるのでしょうか。
今回は、独創的な人の特徴と考え方についてまとめます。
ポイント
- 独創的な人の特徴がわかる
- 独創的な人になるための考え方がわかる
独創的とは?
「独創的」とは、独自の発想でものごとをつくりだすことを言います。
要は、他の人に頼ったり模倣をしないで、自分ひとりでなにか生み出すことです。
本当の意味での独創はあるのか?
独創は、独自の新しい考えや思いつきでものごとをつくり出すことですが、本当の意味でまだ世の中にないような全く新しいことをつくりだすことなのでしょうか。
実は、独創だからといって全く何もない0から新しいモノをつくりだすということは、ほぼありません。
独創には、完全に新しいものを生み出すだけでなく、すでにあるアイデアを組み合わせて新しい価値を生み出すことも含まれています。
むしろ、いろんな知識を組み合わせて新しい価値を生み出すことの方が多いです。
独創だからといって、肩に力を入れすぎることはありません。
独創的な人の特徴
独創的な人は、以下のような特徴を持っています。
好奇心旺盛
新しいアイデアや経験に対して常に興味を持っています。
リスクを恐れない
新しいアイデアを試す際に、失敗やリスクを恐れずに挑戦する勇気を持っています。
思考に柔軟性がある
固定観念にとらわれず、異なる視点から物事を考えることができます。
芯を持っている
自分のやることに対して、周囲の人に左右されないような意志があります。
継続的な学び
新しい知識やスキルを学ぶことに対して積極的です。
失敗から学ぶ
失敗を恐れずにむしろそれを学びの機会ととらえ、失敗から得た教訓を次の挑戦に活かすことができます。
独創的になるための考え方
独創的な人になるためのポイントは、いかにいろんな知識を組み合わせて新しい価値を作り出すかということです。
これには、世界観と想像力がカギとなります。
独創のベースとなる世界観と想像力
世界観とは、このサイトでは「経験したり学んだりしたりして、知っていること」を意味する言葉として用いています。
また想像力は、その人が持っている「世界観をもとに何か頭の中で思い描くこと」という意味で用いています。
独創的な人になるためには、世界観を広げ想像力を豊かにすることが大切です。
要は、知っていることを増やしてそれらを結び付けてることで新しい価値を生み出そうということです。
人と違う経験や学びすればするほど、他の人が思いつかないような価値を生み出せるようになります。
それが独創につながります。
世界観と想像力については、こちらの記事でよりわかりやすくまとめています。
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メタシンキングで全体観を意識する
独創的な人になるためには、メタシンキングも欠かせません。
メタシンキングは、簡単に言うと「俯瞰して考える」ということです。
起こっている問題がどういうメカニズムで起こっているか、それに対して自分がどういう解決策を出すことができるか。
それらを俯瞰して全体像をとらえることで、他の人が思いもしなかった問題定義をしたり、遠く離れた知識を組み合わせたりして斬新なアイデアを生み出すことができます。
独創的な人になるためには、メタシンキングも必要です。
メタシンキングや俯瞰して考えるについては、こちらの記事などで詳しく解説しています。
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結局のところ想像は経験を超えない
ここまで、世界観と想像力、そしてメタシンキングについて話してきました。
想像力が豊かであるほど、経験から得た知識を新たな形で組み合わせ、独創的なアイデアを生み出すことができます。
逆に言えば、どれだけ独創的な人でも、その独創性はその人が持っている世界観に制限されます。
例えば、料理の仕方を全く知らない人が突拍子に斬新な美味しいメニューの作り方を考案するのは不可能ですよね。
これはその人が想像できることは世界観、元をたどれば経験や知識に依存するということです。
独創的な人になるにはまずはいろんな経験や知識を得て、世界観を広げることが大切です。
まとめ
今回は、独創的な人特徴と考え方についてまとめました。
独創的な人は、これまで培ってきた経験をベースにして、他の人とは変わった視点でアイデアを生み出します。
独創的な人になるために、まずは世界観を広げていきましょう。
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