身近な人やSNSで活躍するインフルエンサー、インターネットの情報を見て「これ欲しいな」とか「これやりたいな」と影響をされやすい人は少なくないです。
隣の芝生が青く見えるように、いろんなモノに目移りしてしまう状態です。どうして目移りしてしまうのでしょうか。
今回は、いろんなモノに目移りしてしまう原因とその解決策についてまとめます。
ポイント
- 目移りしてしまう原因がわかる
- 目移りしなくなる方法がわかる
目移りしてしまうことは悪いこと?
他のモノを見て心惹かれてしまうことを「目移り」といいます。
新しい選択肢やより魅力的なモノに目が向くこと自体は、特に悪いことではありません。
問題は、目移りしていることを自覚してコントロールできているかです。
つまり、主体的な目移りなのか、受動的な目移りなのかです。
他の人がやっているからと、すぐに飛びついてしまうのは受動的な目移りです。受動的な目移りばかりしていると、他に影響されるばかりで目移りにキリがないので危険です。
目移りしてしまう原因
受動的に目移りしてしまう原因は、以下のようなことが考えられます。
情報で溢れかえっている
インターネットやSNSなどで簡単にアクセスできる情報が増えたことで、刺激が多くなり目移りしやすくなっています。
ロールモデルになる人が増えた
自分の行動や考え方のお手本としている人のことを、ロールモデルといいます。
SNS上でインフルエンサーが増えたことで、参考にできるロールモデルが増えました。
その分ますますいろんな人たちからの影響を受けやすくなっています。
自分の目標が不明確
欲しいものや達成したい目標が明確でないと、新しいものに興味を持ちやすくなります。
このようにインターネットが普及するにつれて、今はより受動的に目移りしやすい環境になっています。
目移りしてしまうのをやめるなら判断軸を作る
受動的な目移りをやめようとすると、自分の中でしっかりとした判断軸を持つことが大切です。
判断軸を持つために、ここではゴールデンサークル理論というものを紹介します。
ゴールデンサークル理論
ゴールデンサークル理論は、コンサルタントのサイモン・シネックによって提唱された考え方です。
ゴールデンサークル理論は組織マネジメントやマーケティングなどで使われますが、目移りを防ぐ上でも重要になる考え方です。
ゴールデンサークル理論は、下の画像のように「なぜ(Why)」→「どのようにして(How)」→「何を(What)」の順で考えるというものです。
目移りを防ぐためには、自分の行動や興味の根源にある「なぜ(why)」に焦点を当てて、それに基づいて行動することが大切です。
自分が本当に求めるものや目指す方向性を明確にすることで、目移りを防ぎやすくなります。
「なぜそれをするのか?」「なぜそれが必要なのか?」「なぜそれが自分にとって大事なのか?」これらを考えることは強力な判断軸になります。
今の社会はwhatで溢れかえっている
今は、多種多様なモノ(what)で溢れかえっています。似たような特徴のものがたくさんありますよね。
さらに、インターネット・SNSでそれらのモノ(what)に繋がる方法もたくさんあります。世界中のモノ(what)と瞬時にアクセスすることができます。
そんな時代だからこそ、自分のなぜ(why)を明確化して、自分に合う適切なモノ(what)を見つけ出すようにしましょう。
まとめ
今回は、いろんなモノに目移りしてしまう原因と解決策についてまとめました。
ゴールデンサークル理論のようになぜ(why)を考えて判断軸を作ることで、目移りしにくくなります。ぜひ試してみてください。
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