「メタ」という言葉を最近よく目にすることがあると思います。
Facebook(フェイスブック)が2021年に社名をMeta(メタ)にしたことで、「メタ」という言葉がますます注目を集めることになりました。
では、メタとはどういう意味を持っているのでしょうか?
今回は、「メタ」という言葉の意味について徹底解説します。
ポイント
- 「メタ」の意味がわかる
- 「メタ」を使いこなせるようになる
「メタ」とは何か?
まずは辞書で「メタ」の意味を見てみましょう。
https://dictionary.goo.ne.jp/
- ベンゼン環の二つの置換基の位置が一位および三位にあること。
- 酸素酸のうち、水和の程度の低いもの。
- 他の語の上に付いて複合語を作り、超越した、高次の、の意を表す。
「メタ」はギリシャ語の「meta」に由来しています。
最近注目を浴びている意味は3の「超越した」とか「高次の」という意味です。「メタ」単体で用いられるよりも、他の言葉と組み合わせてこのような意味で使われることが多いです。
「超越した」とか「高次の」をもっとわかりやすく言うと、「一段高いところに立って考える」「俯瞰的にものを見る」ということです。
他の1と2は化学の専門用語です。
「メタ」の使用例
以下に、「メタ」を用いた言葉の例をいくつか紹介します。
メタバース
メタバースは、メタ(Meta)とユニバース(Universe)、つまり「超越」と「世界」という意味の言葉が組み合わせられた造語です。
インターネット上に構築された仮想空間のことをメタバースといいます。
メタファー
メタファーとは、ある概念やアイデアを別の概念やアイデアに例える比喩表現のことです。
メタ認知
メタ認知は、自分が認知していることを客観的に把握して制御をすること、すなわち自分が認知していることを認知することを指します。
メタシンキング
メタシンキングは、メタ認知した上でさらに思考を深めることを言います。
メタシンキングはこちらの記事でより詳しくまとめています。
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【3分でわかる】メタシンキング徹底解説!
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まとめ
今回はメタの言葉の意味と使用例についてまとめました。
「メタ」という言葉はこれからもより使われていく言葉なので、知っておくと役に立つことがあるかもしれません。
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