日常生活やビジネスシーンで「抽象的」という言葉はよく使われていると思いますが、実際に抽象的なものとは一体どういったものなのでしょうか。
抽象的なもののイメージがつかめれば、さらに頭の中を整理して考えることができるようになります。
今回は、抽象的なものについて、例と一覧でわかりやすく解説します。
ポイント
- 抽象的なものがどんなものかわかる
- 抽象的なものの例がわかる
抽象的とは?
「抽象的」とは、物事の似ている特徴を抜き出して、それを一般化しているさまを表します。
また、具体的な実体がなく、概念や観念として私たちの頭の中で認識しているものです。
例えば、「愛」という言葉は抽象的です。現実の世界に具体的な形がなく、人それぞれに異なる感じ方や考え方があるからです。
抽象的の意味については、こちらの記事でさらにくわしく解説しています。
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【すぐわかる】抽象的とは!?意味を簡単にわかりやすく解説!
2024/7/7 抽象化・具体化
「抽象的」という言葉は、日常生活やビジネス上でよく使われる言葉です。誰しも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 しかし、「抽象的」の意味を説明してくださいと言われたら、なかなか言葉に詰まってし ...
抽象的なものの例
抽象的なものの例を見て、さらに理解を深めていきましょう。
抽象的なものは、例えば以下のようなものがあります。
- 愛:感情や感覚で表されるもので、具体的な形はありません。
- 自由:状態や概念であり、具体的な物として存在しません。
- 幸福:人それぞれ異なる意味を持つ感情や状態です。
- 正義 :社会や個人によって異なる価値観や倫理観を指します。
- 創造性:新しいアイデアや発想を生み出す能力で、具体的な形がありません。
いかがでしょうか?抽象的なもののイメージはつかめましたか?
このように、特に実体が存在せず絶対的な定義ができないものは抽象的と言ってもよいでしょう。
抽象的なものの一覧
抽象的なものを一覧にしてみます。
抽象的なもののイメージがさらにつかめると思います。
感情
- 愛
- 喜び
- 悲しみ
- 怒り
- 恐怖
- 驚き
- 嫌悪
- 感動
- 期待
概念
- 自由
- 正義
- 平等
- 平和
- 民主主義
- 権力
- 法
- 経済
- 社会
状態
- 幸福
- 健康
- 不安
- 疲労
- 満足
- 絶望
- 興奮
- 緊張
- 静寂
能力
- 創造性
- 知性
- 勇気
- 忍耐
- 共感
- 判断力
- 集中力
- リーダーシップ
- 洞察力
価値観
- 美
- 倫理
- 真実
- 信頼
- 誠実
- 寛容
- 公正
- 尊厳
- 調和
知識・情報
- 知識
- 情報
- データ
- 理論
- 概念
- 知恵
- 経験
- 洞察
- 学問
社会的概念
- 文化
- 伝統
- 教育
- 政治
- 経済
- 社会福祉
- 環境保護
- 平等機会
- 多様性
精神・内面
- 意志
- 信念
- 直感
- 霊感
- 思考
- 心
- 魂
- 自我
- 夢
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まとめ
今回は、抽象的なものについてまとめました。
抽象的なものとは、実体なく意味合いがフワフワしているもののことを指します。
生活や仕事の中で、抽象的なものの概念をしっかりと把握して活用していきましょう。
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